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インプラントがぐらぐらして、、。   《東京・中央区銀座の歯科医院  インプラント、歯科口腔外科、審美歯科、CT撮影ができるマキデンタルオフィス銀座》

皆さんこんにちは。
マキデンタルオフィス銀座
院長の今村真樹です。
本日は、昔通っていた歯科で埋入したインプラントの周りに違和感があり、
最近になってグラグラしてきているとの相談で来院して頂いた症例です。
お話しによると、数か月前よりインプラント周囲がうずうずするような感覚があり、
最近体調も優れないとの事で、グラグラしてきたインプラントを取って貰おうと
最初他院の先生に相談しましたが
除去が困難であったため、当院で検査をし治療を行いたいと相談を受けました。
<初診時レントゲン>
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赤いラインで引いた部分までインプラントの周りの骨が吸収していることがわかります。

 

3次元的に精査する必要もある状態であったためCT撮影も行いました。

 

<CT画像>

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CTからもインプラントを取り囲む顎骨の吸収が確認できました。

 

重度インプラント周囲炎の診断の下

 

インプラント除去手術を行う事となりました。

 

 

「インプラント周囲炎」とは、、、

 

歯の周りに炎症を引き起こすことを歯周炎(歯槽膿漏)といいます。

今回の様にインプラントの周りの炎症はインプラント周囲炎という病名が付きます。

 

要するにインプラント自体の歯周病が、インプラント周囲炎です。

 

インプラント周囲炎と歯周炎の原因や成り立ちはほぼ共通で、基本的に歯周病の治療が必要となってきます。

 

 

インプラントは天然の歯よりも細菌感染に弱く、また噛み合わせのバランス調整を定期的に診ないと周囲顎骨にダメージが加わってしまいます。

 

またインプラント周囲炎は進行しても、初期~中程度までは自分で気がつく事が難しいと言われています。

 

<インプラントの周囲の骨が溶けてしまっています>

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ご自身の歯とインプラントの大きな違いは、

 

天然の歯と顎の骨の間には歯根膜というクッションの役割をする組織があり、

直接顎骨に結合しているわけではありません。

 

しかし、インプラントには「歯根膜」という薄い靭帯の膜に相当する部分がありません。

よってインプラントは顎の骨と直接結合しています。

歯根膜には血流があり、酸素や栄養・免疫が絶えず供給されていますので、

歯周病原菌の攻撃を防御する生体反応があります。

 

しかしインプラントにはそれらがすべて欠如しています。これがインプラントの方が感染しやすいという原因と言われています。

 

 

 

当院のインプラント手術時の骨造成手術や、嚢胞摘出、骨隆起除去。

また、今回の様なインプラント除去手術の様な骨を削らないとならない様な手術では。

 

超音波で骨切削を行い体に安全な方法で手術を行います。

 

<ソニックサージオン>

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従来のドリルのような回転器具で骨を削ると、場合によっては

粘膜や神経、血管などの柔らかい組織を傷つけてしまうリスクがありますが

 

当院で使用しているソニックサージオンは

超音波の振動で骨を切削していくので解剖学的に重要な軟組織を傷つける心配が無く

安全に手術を行う事が可能です。

 

今回は骨吸収が上顎洞(副鼻腔)付近にまで及んでいたため、

 

特にこの機械の恩恵を受けることが出来ました。

 

<上部構造の除去>

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<インプラントの除去>

 

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インプラントの周りに吸収してしまった骨様組織が付着しているのがわかります。

 

 

 

 

 

 

 

<インプラント周囲の吸収された骨>

 

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(画像はモノトーン処理しています。)
不良肉芽といい
吸収された骨はブヨブヨとした嚢胞様の組織になっていました。
今回の手術ではこの感染組織を取り残さないようにしっかりと除去していく事が大事になります。
手術は静脈内鎮静を使って行っているので患者様は眠っている間に
手術を受けることができ、精神的な負担も軽減することが出来ました。
術後患者様は痛みも無く、悪いものが無くなってスッキリしたと喜んで頂けました。
今後は傷口が落ち着き、骨が回復するのを待って、歯を回復させる方法を相談して
いきます。
原因不明の歯の不調等もしっかりと診察させていただきますので
お気軽にご相談ください。

歯科恐怖症が克服できました! 《東京・銀座の歯医者、歯科恐怖症、無痛治療、審美治療のマキデンタルオフィス銀座》

皆様こんにちは。
マキデンタルオフィス銀座
院長の今村真樹です。
本日は
当初、歯医者が恐くて通院できず全く歯の治療を放置してしまった方の
症例を供覧します。
初診時、重度の歯科恐怖症によって歯の状態がどんどん悪くなってしまい、
家庭や会社でも他人に笑顔で歯を見せることが出来なくなってしまったとの
相談を受けました。
どうにかしなければならないと意を決して当院を探していただき、
カウンセリングに来ていただきました。
<初診時>
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全体的に歯冠が崩壊してしまい
かみ合わせの異常と
重度の審美障害を認めます。
治療方法と期間と費用についてお話し、
まずは当院の無痛リラクゼーション治療で悪い状態の歯を抜歯していく事からはじめました。
無痛治療を体験していただき、「これなら通えそうです」とのお言葉を頂く事が出来、
私共々と一緒に頑張って治していく事を約束していただきました。
抜歯や根管治療、虫歯治療、歯周治療、インプラント治療、義歯治療、咬合治療、審美治療
といった総合的な治療が必要な状態であったため、
今回のケースでは綿密な治療計画と治療技術、さらには患者様のモチベーションも重要になってきます。
途中、お仕事の関係で通院できない時期もありましたが、
頑張って通院していただきました。
それでは治療後です。

<治療後>

 

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一目で審美的に回復していることがわかります。

 

噛み合わせの関係やセラミックのグレード

(今回はジルコニアセラミッククラウンスタンダードを使用)

 

審美義歯の使用もありますが 人前に出て臆することなく笑顔を作れるようになりました。

 

 

 

 

<治療比較>

 

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一部仮歯の部分もありますが
今後目立ちにくい部分に関しては健康保険で銀歯を入れて行く予定です。
現在患者様自身も非常に自信が出て明らかに
表情が良くなり会話もしっかりとされ、社会的にも更に成功されており、
まさに
歯の治療で人生を変えることができた事に嬉しく思います。
更にはもともとの歯科恐怖症であった症状も、当院で治療を繰り返していくうちに
歯科治療が通常通りに行えるほど克服されています。
今回の症例の提示には、ご本人様からも
「僕の様に歯科恐怖症で困っている人たちの支えになれるのであれば
是非症例として使ってください」
と言って頂けたので今回は歯科恐怖症の克服という記事を書かせていただきました。
本当にありがとうございます。
今回の方のように歯の治療が恐くて歯医者に通えなくお困りの方は
どうぞお気軽にご相談ください。

 

プレミアムフライデーは自分磨きに。   《中央区、銀座の歯科医院 マキデンタルオフィス銀座 プレミアムフライデー》

皆様こんにちは。
マキデンタルオフィス銀座
院長の今村真樹です。
いよいよ今週金曜日からプレミアムフライデーが実施されます。
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雑誌やテレビでは行楽の特集ばかりですが、
金曜の午後は普段お仕事で通うことが難しい歯の治療やメインテナンス、ホワイトニングで自分磨きの時間に充てては如何でしょうか?
当院ではプレミアムフライデーの時間を有効利用していただき
健康な歯で素敵な笑顔を手に入れて
皆様の生活を充実させるお手伝いが出来ればと思っています。

歯の中に膿が溜まって抜歯してインプラントと言われたのですが、、、。 《東京・銀座の無痛治療 審美歯科、歯根端切除術、インプラント》

皆様こんにちは。
マキデンタルオフィス銀座院長の
今村真樹です。
本日も審美セラミックの治療のお話ですが、
少し経過が特殊な症例です。
患者様は以前よりかかりつけ医にてインプラント治療を行っていました。
数年間通院されていましたが、先生の言われるがままに進めていたら
奥歯が全部インプラントになってしまったと仰っていました。
<初診時>
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実際両側の奥歯には計10本以上のインプラントが埋入されています。
今回、
写真でいう右上の一番前の歯と二番目の歯に膿が溜まっているとの説明を受け、
その二本も抜歯してインプラントを追加すると言われ、
「このままでは自分の歯は全部インプラントにされてしまうのではないか、、」
と心配になり、私のもとに相談にいらっしゃいました。
初診カウンセリングでは、しっかりとお話を伺った後に
レントゲン撮影、口腔内診査を行い
CT撮影をして、歯と顎骨の状態を確認しました。

<CT画像>

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確かに二歯を含む根尖病巣が確認でき、
歯の状態は良くない事がわかります。
ただ、周囲の顎の骨がまだ残存していることや、歯の動揺が軽度であることなどを
考慮し、
・インプラントにした場合のメリットデメリット
・歯根端切除術を行った場合のメリットデメリット
をしっかりと説明し
歯根端切除術を行い、歯を保存する治療を選択されました。

<歯根端切除術>

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ちなみに通常の治療法では感染根幹治療といい歯の頭に穴を開け、根の先端にある
膿をお薬で治して行くという方法をとります。
今回選択した歯根端切除術とは上の図のように膿の大きさが大きくて通常の根の治療では
治る見込みが少ない状態に対して、外科的に膿の袋を除去する方法です。
(当院では歯科恐怖症の方も来院されるため手術中の写真は割愛させて頂きます。)
その後、、

無痛治療での手術も無事に終わり、

歯の動揺も無くなり経過も良好であったため、

 

前歯4本の古いセラミックが審美障害を引き起こしていたため

 

ジルコニアセラミッククラウンスタンダード ¥170.000-(税別) / 本

 

で審美治療を行いました。

 

<施術後>

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手術の傷口もほとんどわからない程度まで回復しています。(写真右上前歯部分)
<術前術後 比較>
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歯の動揺がなくなったことはもちろん。
歯と歯茎の黒い境目や、形態不良による審美障害も改善されています。
ご本人には自分の歯が残せたこと、見た目も綺麗になったことで
とても喜んで頂けました。
(今回は手術によって歯を残すことが出来ましたが、
歯の状態によってはやはり抜歯になることもあります。)
当院では適切に診断をし、患者様にはしっかりと治療の方法を提案しますので
安心してご来院ください。

追加取材を受けました。

皆様こんにちは。

 

マキデンタルオフィス銀座

 

院長の今村真樹です。

 

先日ドクターズファイルの取材を受けましたが、

 

更に診療内容に関しての取材も受け、お話しさせて頂いたので

 

紹介します。

 

バナー_きれいな歯で笑顔に自信を機能面でも意義のある審美歯科

 

  

「きれいな歯で笑顔に自信を

機能面でも意義のある審美歯科」

http://doctorsfile.jp/h/172748/mt/1 

 

という内容で当院の審美セラミック治療に対する考え方を話しています。

 

一読いただけると幸いです。